いまどきの乞食

「中国では冷や飯は乞食でも食べない」

こんな話を昔読んだことがあった。
この文化の違いで日本に来た中国人留学生とホストファミリーの家族と摩擦があったそうな。

留学生のお昼ごはんのためにおにぎりを持たせた
ホストマザー。
そこでその留学生が言ったのが冒頭の言葉。

今日　ジムの風呂場で上海出身の常連さんと半身浴しながらおしゃべりしていた時にこの話になった。
彼女にこの話の真偽を確認したところ、本当だと言う。

乞食つながりで話が発展し、いまどきの中国の乞食事情の話を聞いた。

彼女が中国に帰った時、ある乞食にお金をあげようとした時に、昔なら中国通貨である「元」の下に値する「角」
（1元=10角）をあげても乞食は大喜びだったのに、今じゃ1元でもあげようものなら；

乞食：「えっ、これだけ・・？もっと大きいのないの・・・？」

と言ってきたそうな。

「いやぁ。。大きいお金しかないから・・・」というと

「あっ、いいよ。おつりあるよ」

とのこと。



大うけ！



それとか、彼女のお母さんが今まさに乞食にお金をやったところ、「乞食が持っていた携帯」の音が鳴り出し
（この時点で既に笑えるんだけど）

乞食：「今●●にいる、今からタクシーで行くよ」

と言ったそうである。

乞食が「携帯」に「タクシー」ですよ。

乞食を装って商売してる、って話はアジア諸国ではよく聞く話ですが、自分が善意でお金をあげた相手がそんなヤツだったら、怒り爆発ですよね・・・。
少なくても私は怒ります。そして二度とやらないと思います。

外国の「乞食」にまつわる話は私もたくさん持ってるけど、最近の事情はちょっと変わってきたようだ。